わたしたちは2000年3月に初めてのコレクションを発表しました。工芸とイノベーション、工房とクリエーションという二つの世界が交わるところで、わたしたちの長い冒険が始まったのです。

 

「わたしはパリで生まれ、リヨンで育ちました。家業のレース製造工場で織りあげられるレースを見て育ったわたしは、子どもの頃から、モードとクリエーション、手仕事と工芸技術という双方の世界に強い関心を持ってきました。わたしが特に興味をひかれるのはボリューム、つまり立体的なフォルムを創り出す作業です。クラッシックな「シック」という概念の定式を使いながら、その定式を覆すことが好きなのです」                                                                          リュック・ドニャン(デザイナー)

 

「わたしはオリエントとフランスの二つの文化を受け継いでいます。旅の心を愛する祖母に育てられたことで、旅、そして人々との出会いを何よりも愛するようになりました。わたしの内にはフランスの合理的精神とオリエントの文化が共存しています。建築、イメージの構築、歴史、旅を深く愛し、常に新しい地平を求めています」

ラフィク・マイウ(CEO)

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